FXを始めるには、「通貨ペア」を決定する必要があります。FX初心者の方であれば、まずは「日本円+外貨」のペアを選ぶべきなのですが、やはり日本人にとって馴染みのある「米ドル」でペアを組む方法がオススメですね。
さて、米ドルの特徴ですが、米ドルは世界3大通貨の1つであり、また、世界の「基軸通貨」でもあるため、同じ世界3大通貨の1つである「日本円」との取引量も多く、比較的、日本円に対して「安定している通貨」と言えるでしょう。しかし、それはあくまでもリーマンショック以前の話であり、現在では「米ドル/日本円」の通貨ペアも乱高下を見せる時があります。
アメリカ経済は、まさに「製造業」がカギを握っていると言えます。アメリカは「大量生産&大量消費」を繰り返す国家であり、「物が売れる→どんどん作る」という過程を経て、経済の成長が続いていたのです。ところが、リーマンショックの影響でアメリカ国民の「財布の紐」が固くなり、それに応じて「個人消費」がかなり落ち込んでしまったんですね。また、製造業へのダメージも深刻で、2009年10月現在、アメリカの失業率は「約10%」という、とんでもない数字になっています。
アメリカ経済の復活には、製造業の復活が欠かせません。したがって、毎月の雇用統計を見るのはもちろん、とくに「製造業」の動向を見ることが、米ドルの今後の動向を予想する上で欠かせないのです。「製造業&失業率」に改善が見られるなら、米ドルを買う投資家が増えることになり、その分だけ「円安ドル高」になると言えるんですね。